掲　示　板
（おしゃべりトーク）

妄想癖　 投稿者：しずく 投稿日：2025/03/22 08:36 年齢： 地域： NO：4677 [返信]

じゅりっつは胸にほくろがあります（私が見せていただいたのではなく、自己申告をなさいました）
なので、好きな男に騙されます。
「おと」のページに検索してひっかかった音楽を貼ってますので参考くだされ。

わたくしは妄想大好き女でして、先日の大石静の授業を聞いておりますと、
人間はイメージ通りにしかならないという貴重なお話に「そんなら、宝くじに当たる当たる当たるとイメージすれば当たるんかい！！！」と思った次第です。
ですが、イメージとアクションが重なると、そのような偶然も不可能ではありません。
大石静も、イメージだけで向田邦子賞をゲットできたのではございませんで、受賞したときのスピーチを考えていたそうです。
つまり、アクションを起こしているわけです。
頭の中でイメージすると、あたかもそれが現実になる錯覚をするのでしょう。
例えば、わかりやすくすると、はるちよ(笑)
天海祐希が好きで好きでたまらなくて、会いに行きます。
会えたら触れたくなります。
触れたのですよ！！！！！（詳しくは知りませぬが）素晴らしい体験、体感。
そのように念じると叶うことを多々経験されていらっしゃるようよ。
そして、勘違いが生まれます。
天海祐希もはるちのことが好きかも・・・という大きな勘違いをします。
その先にあるのは、失望。
それでも構わず気持ちを持ち続けるとどうなるか。
その先には、絶望しか生まれません。
絶対という言葉は、人間にはないなんて言いますが、絶対あります(笑)
絶望は心の栄養素とか言う輩もいますね。
すっとぼけたヤツです。
絶望の淵から這い上がるのは、生死を分けるほどの苦しみが伴います。
現在、病気がある人なら、悪化して死の淵を彷徨います。
そして、心は・・・というと・・・壊れます。
高橋治の小説（はるちが送ってくれて見事に咲かせた酔芙蓉の花）に出てくる一節、酔う芙蓉と書く花に喩えて、主人公が訊ねます「酔った挙句がどうなります？」に、それを教えた清原は答えます。
「散りますな」「一日きりの命の花です」と言います。
不倫の挙句は「破滅」言い換えれば絶望しか生まれません。
それでも、大石センセは「怖れず恋をせよ」と説かれました。
私も大賛成です。
命が輝くからです。
しかし、それは他者に告げてはなりません。
苦しくても、切なくても、自分の胸にしかとどめられない悲恋なのです。
その悲恋も否定は出来ないというのが、大石センセと私の共通点。
悲恋は他者に告げてはならないのです。
告げた時点で、その恋は残骸に成り果ててしまいます。
昨今の芸能界の不倫騒動を見ていればお解かりのように残骸ばかりが転がってます。
私は妄想壁だから小説が書けます。
妄想できない人は、随筆を書きます。
妄想は自分のアタマの中で形成しますが、決して持続させてはなりません。
上書きして、次の妄想を生む。
その繰り返しです。
一つのもの、一人の人に終着していては、アタマはパンクします。
パンク＝破壊（壊れる）
だから、私は好きになった人と抱き合う妄想はしますが、その上に次に好きになった人と抱き合う妄想を重ね、前の人を削除します。
だから、今、私のアタマは何とか壊れずにものが書けています。
じゅりっつの胸のほくろを妄想したことはございません(笑)
はるちの尻を妄想したことはございます(笑)
これはえこひいきではございません。
ブルーさんはライターですから、小説ではないにしろ、妄想されると思います。
ブルーさんを私が妄想するとしたら、「しずくさま、大変美しいお姿ですわ」と言っているブルーさんを浮かべ（妄想）ます。

これで本日のわたくしの講義を終了させていただきます。
ご観覧、誠にありがとう存じます。

さて、これから山野草を陽の当たる場所へ移動させて、愛でます。

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