フッ!と笑みがこぼれるような楽しい話や爆笑話、温かい言葉も辛らつな言葉も同じ言の葉。喜怒哀楽なんなりとお書きください。
本 投稿者:しずく 投稿日:2024/02/08 08:41 年齢: 地域: NO:100
大石静氏がエロい作家、脚本家と先日、声高に書きましたが、
小説家はすべて「いやらしい」のです。
佐藤愛子氏は「小説家はろくでなし」と断言されてますし、素っ裸になる覚悟が要るようです。
書棚を眺めていると、つくづく「そうだなー」と思います。
私の読書はじめは、啄木でした。
その「啄木の妻節子」を書いたのが澤地久枝氏。
あ、わたくし、本のことをあちこちで書いてますので、重複しているかも知れずご寛容に。
で、その澤地氏が大好きになり、ファンレターまで出したくなった私です。
昔読んだ本が私を手招きします。
「遊色」(澤地久枝)
裏表紙の文からして凄い。
「孤独や疲れた愛情などで死んでたまるか。失恋と人間不信のどん底で狂いもせず、死にもせず、修羅場を生き抜いてきた」
「何も起きないよりは、たとえ死ぬほど傷ついても、人を好きになるほうがずっと素敵」
「恋に傷つくのが怖いあなた、傷ついて涙するあなたへ」
どうだ!!と私は吠えたいです。
これが恋愛の極みであろうと吠えたいのです。
今の若い人が恋愛離れしているのは、社会(法律)がブレーキをかけていることは否めませんが、怖れるな!臆するな!!と背中を押してあげたい。
すればいいのです。
してください。