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無念 投稿者:しずく 投稿日:2025/05/16 08:08 年齢: 地域: NO:5157
本日のお話
人間、死ぬときは誰しも安らかに死にたいものでしょうが、
この世に未練のある人も大勢いらっしゃるでしょう。
私は未練はございません。
ただ、無念は残したくございません。
あるとき、坊さん(じいちゃんかばあちゃんの法事の時だったと思う)の長~い話が厭な私が、今でも覚えていることが一つだけあります。
それは、人間が死ぬとき、無念があれば浄土に行かれない。
地獄に落ちて幽霊になる。
とは、申されませんでした(笑)が、無念を残さず旅立ちましょうという言葉でした。
最近、この無念が私には多々あることにゲンナリしています。
地獄へ落ちろに近い言葉を言われたこともあります。
「落ちろ」
強烈に私のアタマにインプットされた言葉の一つです。
「どこへ落ちろと?」
とお聞きしましたら、ちょっと笑えるような場所だったから、安心したのですが、気持ちのよいものではありませんでした。
私はその時、これを書くにはそれなりに苦しまれただろうなと想像しました。
これは、言った人も言われた私もプチ無念が残りますね。
しかし、幸いなことにもうその人とのご縁が切れて、二人の間の情念が一切残っていませんから、その人もきっと清々しい気持ちでお過ごしと思います。
私の無念とは、情念の無念です。
「いつかはクラウン」を合言葉のように頑張ってきたおじ様達。
クラウンに乗れなかったと死の淵で思うことは無念ではあるでしょうが、それは単調な心残りで諦めがつく無念です。
真の無念とは、と私がここで書きますと、しすくはどんなヤツなんだと石を投げられそうなので書きませぬ。
読まれた方、それぞれの見解を見出してくださいませ。
あめがぽつりぽつりと落ち始めました。
でも、薄陽が差しています。
ハッキリしない天気と同じく、私もハッキリしない女です。
re:無念
投稿者:じゅり
投稿日:2025/05/16 19:27
年齢:
地域:
NO:5163
無念という言葉を通常 私は使ったことはないし、無念だったと思ったこともないので、
無念とは?と検索したら
「悟りの境地に入り、何事も思わないこと」
と最初に出てきたわ\(^▿^)/
あと、残念に似てるけど・・・とか
残念なら解りやすいけど、
無念いう言葉から連想すると、時代劇の侍が、無念を晴らすとか?
無念というのは、残念より深く重いものなのかしら?
ちょっと話がずれますけど、
友人のお姉さんのこと。
その方、1人息子さんを、事故で亡くされ、何十年も怒りや恨みにとらわれてらっしゃったけど、
お歳を召して、認知症になられたら、今は昔のことはきれいさっぱり忘れて、
毎日 明るく楽しく施設で過ごされているという。
それこそ無念無想の境地とでもいうのかしら。
語弊があったらごめんなさい。
re:無念
投稿者:しずく
投稿日:2025/05/16 20:37
年齢:
地域:
NO:5166
御幣なんて、あ、間違った。
語弊なんてありませぬ。
一人息子さんを亡くされて、どんなにか絶望されたことでしょうね。
認知症の恩恵でその絶望から逃れられたことを、喜んでいいのか私にはわかりませんが、それが人生だと思います。
無念とは、報われないってことだと思う。
自己愛の着地点。
愛して愛して愛し抜いた人から裏切られたとしたら「無念」でしょうし(私は愛にたどり着けなかった人生を送ってきましたから断言はしませんが)また、尽くして尽くして尽くしきって、ボロボロにされて、お見舞いの電話一本もなく、一度も来ない人に「無念」さを覚えるのではないかと。
つまり、報われないってこと。
自己愛ほど、恐ろしいものはないね。
re:無念
投稿者:じゅり
投稿日:2025/05/16 23:29
年齢:
地域:
NO:5170
>無念とは、報われないってことだと思う。
>自己愛の着地点。
素晴らしい分析
検索した辞典よりずっと良く解る説明ですわ。
一言で無念とは何か、を表し、その根本的因まで解析なさってる。
re:無念
投稿者:しずく
投稿日:2025/05/17 08:20
年齢:
地域:
NO:5173
お褒めいただき、ありがとりんす。
無念なんか拾い上げたら、家が建ちます。
いっぱい転がってます。
だけど、私が死ぬ直前に思うだろう無念は、たぶん近しい人の裏切りでしょうね。
諦めきれない「縁」(えにし)に歯軋りするような裏切り。
縁切り寺というのがあります。
有名なキツネの神様を祭っている神社のような寺のようなところで、祈願するそうです。
不思議だわー。
縁を切りたいったって、切れないものをどう切れと?
神も仏も困ってらっしゃるでしょうね。
一度生まれた縁は切れないもん。
と、ぶつくさ言いながら、お祓いでもなさっているのでしょう。
そういう私も人との出会いも別れも「ご縁」を使ってます。
ご縁があって出会いました←出会い
ご縁がなかったのです←別れ
だけど、一度生まれた縁はどう足掻いても切れません。
だから、ご縁が遠退いたと思えばいいのです。
私は私とご縁があった人には、どんなに拒絶されても繋がっています。
ま、私が勝手にそう思っているだけですけど。
嫌われても、殴られても、心のどこかに生かし続けます。
あ、雨だ。
なめ子が一匹、壁にへばりついていました。
じゅりっつが好きななめ子を毎日見る季節となりました。